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IT系出身・現Web系勤務の筆者にとって、個人的に役に立ったページや情報を記録していきます。

あしまのFitzNOTEからEvernoteへ移行

メモツールを、長年愛用してきたあしまのFitzNOTEからEvernoteへ移行した。まとまった手順がネット上で見当たらなかったので、手順メモ。

 

作戦

1つのメモごとにテキストファイルに分割し、Evernoteのインポートフォルダ機能を使って取り込む。取り込んだ後に適宜ノートブックへ分類する。

  1. FitzNOTEからのエクスポート
  2. テキストファイルに出力
  3. テキストファイルを複数ファイルに分割
  4. Evernoteで取り込み
  5. ノートブックへ整理

手順1.FitzNOTEからのエクスポート

後のファイル分割に使えるよう、いい感じのエクスポート形式を作成した。

C:\Program Files\FitzN166\Output\オリジナル出力フォーマット.txt
file=&Title.txt
&Title
&Content

フォーマットのヘルプは見当たらないのでサンプルフォーマットで試してみたところ、Titleでメモのタイトルを表現できるらしい。のちに判明したことだが、インポートフォルダ機能でテキストファイルを取り込んだ場合、ノート名は本文1行目が適用されるらしい(私の環境の場合:2015/3/17時点)。ファイル名もFitzNOTEのメモタイトルと揃えたのは、どこかのブログで「ファイル名がノート名になる」と記載があったので、その名残。

手順2.テキストファイルに出力

FitzNOTEで出力したいディレクトリを参照し、出力選択項目以下をファイルに でファイル出力した。メモの分類が多い場合は、対象があまり多くなり過ぎないようにすると、後々Evernote上で整理する際に楽。

手順3.テキストファイルを複数ファイルに分割

手順1で「file=xxxx.txt」に整えたのは、以下の手順をママ適用するため。参考にさせていただきました。

irof.hateblo.jp

入力ファイル名(SET TARGETFILE=xxxxx)は適宜変更されたし。

手順4.Evernoteで取り込み

Evernoteでインポートフォルダ機能を有効にする。

超便利!意外と知られていないEvernote for Windowsのインポートフォルダ機能 | Silicon Valley Lifelog

私の場合、インポート専用フォルダを作成し、Evernoteはそこを指定するようにした。ノートブックはデフォルトのまま。あとでコピペで移動させる想定。

そして、手順3で切り出したファイルをまとめてインポートフォルダへコピー。自動でEvernoteに取り込まれ、大量のノートが目論見通り作成された(インポート中はEvernoteを操作できなくなるので、注意が必要。また処理時間も案外かかる)。

手順5.ノートブックへ整理

インポートされたノート達をまとめて移動させたいノートブックへコピペ移動。私はノートブックをFitzNOTEの階層構造表現に使いたかったので、階層ごとに手順2~4を実施した。

 

以上で、20世紀のメモツールからクラウド時代のツールへの移行が完了した。